薬剤師による調剤薬局の仕事解説

事務仕事から人材育成まで、調剤薬局の仕事すべてを管理薬剤師が解説します。

薬局薬剤師の年収を公開

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転職、就職するにあたって、給料がいくらかということは最大の関心事です。薬局薬剤師として働くのであれば、日本全国どこで働いても業務内容は大差ありませんから、給料で就職先を決める人は多いでしょう。

ここでは私自身の年収を公開し、薬局薬剤師の給料の実態を紹介します。



勤務先での取り組みついて

給料の金額をお伝えする前に、私の勤務先についてお話します。具体的な社名は伏せますが、私の勤務先は上場しているチェーン薬局です。

上場している以上当然のことではありますが、違法でない範囲で最大限の売上・利益を得るために活動しています。具体的には、調剤基本料1、かかりつけ薬剤師指導料、後発医薬品調剤体制加算、基準調剤加算などなるべく多くの点数を算定できるようにする取り組みです。

各取り組みの詳細はそれぞれ以下の記事をご覧ください。




このような取り組みをしたくない方も多いと思いますが、私自身は非常にやりがいを感じながら取り組んでいます。やりがいを感じるのは次の4つの要素があるからだと思います。

1.目標達成のために計画を立てて実行し、結果を見て修正し、また実行するというのがゲームのような面白さがある
2.取り組むことで自分自身の知識、知見、経験が増えることの喜びがある
3.失敗することも多いが、失敗しても挑戦したことを評価してもらえる
4.売上、利益が増えるので自分自身の給料も増える
このような取り組み以外にも、待ち時間を減らす、服薬指導の質を高める、接客の質を高める、従業員を教育するなど、売上増・利益増のために考えうるすべてのことを実践しています。

年収を公開

では、私の年収を公開しましょう。ちなみに私は今の会社に中途入社し、勤続4年の30歳です。役職は主任、店舗で管理薬剤師として勤務しています。

私の年収は約700万円です。内訳を以下に示します。
毎月の給料として、基本給25万円、各種手当(通勤交通費、残業代を除く)8万円、残業代9万円で合計42万円。ボーナス1回100万円が年2回。合計すると
42万円×12+100万円×2=704万円です。残業代やボーナスは一定ではないですが、だいたいこれくらいです。

おそらく、薬局薬剤師の平均年収よりは上だと思っています。毎月の給料は大した額ではありませんが、ボーナスが多いのだろうと思います。他社で薬局薬剤師をしている友人に話を聞いても、私の会社のボーナスは多めです。ボーナスは会社の規模が小さければ少なく、規模が大きければ多いという傾向があるようです。

他社のことは分かりませんが、私は一度転職していますので、転職前の会社との比較はできます。転職前の会社では毎月の給料として基本給12万円、各種手当(通勤交通費、残業代を除く)20万円、残業代1万円で合計33万円。ボーナス1回50万円が年2回。合計すると33万円×12+50万円×2=496万円でした。

転職前の会社は上場企業の子会社でした。新卒として入社し丸4年勤務した最終年度の年収が496万円です。転職し、1年目は年収が下がりましたが、2年目以降は前職以上の年収があります。

今の給料は妥当な金額か

私は今の給料に満足しています。もっと欲しいという気持ちはもちろんありますが、現時点ではこれくらいが妥当な金額だろうと思っています。

前職ではほとんど残業はなく、業務と言えば、日々薬局に来る患者に対応するだけの受動的なものでした。現職では能動的に活動し、売上・利益を増やすことが求められています。医療者としてはもちろん、ある意味経営者としての見方、考え方が要求され、苦しむことも多いですが、活動した経験が自分の財産になりますし、ボーナスや昇給にも反映されますのでやりがいを感じています。

全国には薬局が5万件以上ありますので、探せば、もっと仕事が楽で、もっと給料の高い薬局を見つけることもできると思います。しかし私が得ているやりがいや経験は、日々私自身の可能性を広げていると実感しており、お金に代えがたいものだと感じています。給料だけでなく、やりがい、自分自身の成長を含めて考えると、今より良い会社を見つけるのはかなり困難だと思います。

そのように実感する一方で、合わない人にはとことん合わない会社だなとも思います。まったり働きたい、ストレスフリーな職場が良い、定時に帰宅できることが最優先という人は間違っても私の勤務先に就職してはいけません。上場企業として数字を求められますからある程度のストレスはありますし、残業せざるをえない場面もあります。しかしサービス残業はありませんし、挑戦する風土がある会社ですから、お金とやりがいの両方を求める人には積極的に勧められます。

私の勤務先に興味がある方がいらっしゃればご連絡ください

この記事を読んで、私の勤務先に興味を持たれた方がいらっしゃれば連絡フォームからご連絡ください。ここでは勤務先の社名は伏せていますが、採用担当窓口へ案内することもできます。採用担当者としても、マイナビやリクナビに大金を払うより、私が紹介した方が安上がりで喜ぶと思います。

もちろん、就職する気はないが私の話を聞きたいという方からの連絡も大歓迎です。このブログをやっている目的のひとつが社外の方との交流ですので、ご連絡をいただけるとうれしいです。



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