薬剤師による調剤薬局の仕事解説

事務仕事から人材育成まで、調剤薬局の仕事すべてを管理薬剤師が解説します。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

分業すると薬局薬剤師の労働生産性は向上する

薬局の人員を増やすと、ほとんどの場合労働生産性が低下します。情報共有のためのコミュニケーションコストが発生することが労働性低下の大きな原因ですが、工夫次第で労働生産性低下を最小限にとどめたり、むしろ労働生産性を上昇させたりすることも不可能…

医療事務による調剤補助、無資格調剤は違法か?

皆さんの薬局は医療事務が調剤補助を行っていますか?薬剤法には、調剤行為は薬剤師のみが行うことができると定められています。しかし世の中の薬局を見てみると、調剤補助という名目で無資格者に調剤行為をさせている薬局は多くあります。薬剤師の採用困難…

薬局の従業員が増えるとコミュニケーションコストにより労働生産性が低下する

薬局運営には従業員の確保が欠かせません。しかし世の中の多くの薬局が思うように従業員を確保できず、人手不足に悩んでいます。 従業員の確保さえできれば、おそらくその悩みは解決するでしょう。しかし一方で、従業員数が増えると必ず労働生産性は低下しま…

後発医薬品調剤体制加算を算定するためにやるべきこと

薬局での後発医薬品の調剤割合が一定の値を超えると、その薬局は後発医薬品調剤体制加算を算定できます。 算定のハードルは診療報酬が改定されるたびに高くなっていますが、本気で取り組めば多くの薬局で算定できます。ここでは、後発医薬品調剤体制加算の算…

オーソライズドジェネリック(AG)を一覧表にまとめてみた

オーソライズドジェネリック(AG)とは先発医薬品と全く同じ成分(原薬の有効成分や添加物,製造方法まで全て同一)のジェネリック医薬品です。 先発医薬品メーカーが関連会社などに特許権を許諾し、同一品質のジェネリック医薬品として販売されるのが一般的…

基準調剤加算の算定要件についてのまとめ

一定の基準を満たす薬局は基準調剤加算という、ボーナス点ともいえる点数を算定できます。基準調剤加算は薬局経営者からするとぜひとも算定したい点数なのですが、現場の薬剤師からの反発が強くなかな算定できないという薬局も多いのではないかと思います。…

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